ロボ・メカ・AI図鑑 グリーヴァス(Grievous) 忍者ブログ
サブカルに登場するロボット・メカ・AIについての情報を共有しちゃおーというブログ
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登場作品:スターウォーズ
・エピソード3/シスの復讐
・クローン大戦(アニメーション)
・クローン・ウォーズ(映画)
・クローン・ウォーズ(TVシリーズ)

他、小説や漫画にも多数出演
・スターウォーズビジョナリーズ
・クローン大戦の漫画(vol3)
など

まともな説明が見たい人は、「スターウォーズの鉄人!」と言うHPにあるグリーヴァスの項目を見たほうが良いです。

連合軍の戦士。ドゥークー伯爵の弟子。
元、惑星カリーのカリーシュと言う種族の戦士。
血みどろになって帰ってくるのが最高にイカすと言う、実にイカした種族だ。
カマキリみたいな種族「ハック」と恒常的な戦争をしている。
その戦争のせいで、惑星カリーは借金まみれになってしまうのだ。
この事でジェダイに助けを求めたのに断られて辛い。と言うエピソードがどこかにあった気がする。
ちなみに奥さんと子供たくさんいる。彼の惑星は一夫多妻制なのだ。

分離主義者のサン・ヒルの策略によって、宇宙船を落とされ彼は重症を負うことになる。
しかしその後、同じくサン・ヒルの手により復活を遂げる。
「君を助けたのは我々だ。さあ仲間になろう」作戦である。
仲間になって最初何してたかと言うと、噂では借金取りをしていたらしい。
なんという皮肉!分離主義者の底意地の悪さは伊達ではない。

脳や心臓や肺が残っているので、ロボットと言うよりサイボーグ。
本人は自分はドロイドではない!とわめき散らしているが、シスやジェダイからは完全にドロイドのボスとして見られている可哀想な人。
サイボーグに対してコンプレックスを持っている割に、R2-D2に対して「同じドロイド同士ではないか」と言ってみたり、その辺は脚本家によってまちまちだったりする。

執筆:ホでヴ

彼は強い!そりゃあもう強い!戦闘も独特で、足を使って攻撃したり腕を回転させたり、とにかくかっこいい!
しかし、そのかっこよい将軍は「クローン大戦」でしか拝めなかったりする。
4本に腕が増えた途端弱体化、それまで戦ってきたジェダイが弱かったと言うのもあるかもしれないが、レギュラーと当たり始めた途端負けるわ逃げるわ散々である。
ちょっとピンチになるとすぐ逃げる。その逃げ足の速さは師匠直伝といったところか。(ドゥークーの逃げ足も相当速い。シスは速さが命!)
そして実は彼、フォースが微塵も使えない。
クローン大戦でドゥークーに対し、フォース使う奴ズル過ぎと愚痴っていたりする。
しかしフォースが使えないくせに弟子になれたところはやっぱり凄い。


クローン大戦では前述の通り、初戦は物凄くかっこいい戦いを繰り広げてくれる。
天井に張り付くわ壁床関係なく走り回るわ、数人のジェダイを物ともせず蹴散らす様は見た人を完全に虜にする。
姿もメカメカしくてかっこいい!アニメイテッドの将軍はツルッとしてて可愛げのあるデザイン。
ちなみに変形もできる。(他の作品では一切変形しない)
ジェダイを倒し、持っていたライトセーバーをコレクションするのが趣味。
しかしそのライトセーバー、家に仕舞っとけばいいものを…
全部腰にぶら下げてたりするので、相手のライトセーバーを取ってもその腰に付けたセーバーを取られ反撃されることがしばしばある。
ちなみにこれ、クローン大戦でも映画でもやらかしている。彼に学ぶ意欲が無いのかそれとも超絶頑固者なのか…
クローン大戦二回目の戦いの時はかなり調子に乗っている。
ジェダイをピンチに陥れるものの、ベラベラ喋っていたらマントを列車に引っ掛けられどっか飛んでったり、マスターウィンドウに喧嘩を売ったら肺を潰されたり、彼の間抜け伝説はここから始まっているのだ。
この戦いで腕が4本に増えるが、4本に増えてから本当良いことないので、増やさない方が良かったんじゃないかと思う。
でも増えたら見栄えだけは凄く良い。ウィンドウに対しての構えなんて超絶かっこいい!!素晴らしい作画!

クローン大戦の漫画ではダージとアサージと戦う彼が見られる。
肩にタコが乗った将軍が見られるのはこの漫画だけ!

クローンウォーズの将軍は、地味に可愛いと言うシーンが多い。
ドロイドとの会話のシーンや、治療の為に装甲を外すシーンなど、ファンにはうはうはな所が多数ある。
顔の装甲を外すのは結構痛いらしい。
ちなみにクローンウォーズでドゥークーとの仲がめちゃくちゃ悪いことが判明。
作戦失敗時、怒られるのが嫌で一方的に連絡を切ったりするところが可愛い。
英語版の声がエピソード3(映画版)と同じ声と言うのが個人的には一番素晴らしいと思う。

そして映画版の将軍は、動きや戦いというよりCG自体がもんの凄く素晴らしい!!
実写に合うように丁寧に描かれた装甲は他の作品と比べ物にならないくらいかっこいい。
色もあせていていい具合だし、姿のかっこよさについては3に適う作品は無いと思う。
登場シーンも、低い音の音楽に合わせていきなり出てくるし、ズンズン歩いた後のあの声!その流れが凄くかっこいい!!
しかし戦闘シーンは正直あまりかっこいいとは言えない。
クローン大戦がかっこよすぎるのかもしれない。
最後もオビワンに腰につけてた銃を奪われて撃ち殺されるし…
せめてライトセーバーの戦いでやってくれたって良いじゃない…
バラバラになった死体が、後のシーンで転がっているのが切ない。

クローンウォーズ、3ではどちらかと言うとちょっと間抜けな感じが強調されている気がする。
フフフ…とか調子に乗っているのにそのあとすぐ負けたり逃げたりするのが、実は彼の魅力の一つだ。
その弱い奴には強気、すぐ調子に乗る、ほとばしる間抜け感、これは全部彼を魅力的な存在にしている大切な要素だ。

その抜けている所が最高に愛しい。

スターウォーズは量が多いし見るのも一苦労だが、是非一度見て、ただ強いだけではない彼の魅力を存分に味わって欲しい。

執筆:ホでヴ
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