ロボ・メカ・AI図鑑 MCP(マスター・コントロール・プログラム) 忍者ブログ
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登場作品: TRON(映画 / 1982年 アメリカ)

エンコム社のネットワークを管理するAIプログラム。
取締役エドワード・ディリンジャーとその部下ウォルター・ギブス博士によって書かれた。
はじめはディリンジャーの言われるがままに他企業のプログラム盗用に加担していたが、賢くなっていくにつれ、やがて彼の手綱を離れていく。
ペンタゴンやクレムリンに侵入しようとして、ディリンジャーに流石に止められたが、
「ディリンジャー君。私は失望した」
「私は当時の2415倍利口になっている」
「それで物事の処理は人間の1200倍もうまくなる」
「フリンのファイルを新聞社に流してやろうか」
などと、創造主の泣き所をタネに脅しをかけるまで成長した。

社長室の机の端末を使って、文字で会話をする。
文末に、「END OF LINE.(以上だ)」をつけるのが口癖。
「私を監視するプログラムは許せない」と、システム不正監視プログラム”トロン”のことをよく思っていない。

ケヴィン・フリンに直接侵入されそうになった際、開発途中の物質転送機を起動させ、生身の彼に発射。
彼を電子の世界に引きずり込んだ。(電子世界=”グリッド”はレガシーからの名称)

執筆: あくと


電子の世界では王のような存在で、他プログラムの力を奪う・与えるなど強い力を持っている。
侵入者、あるいは盗んできたプログラム達を奴隷のように扱い、ときには死を伴うゲームで競わせていた。
ゲームで競わせるのは、”より強い戦闘員をふるいにかけるため”と”反逆者に希望を持たせて処刑するため”。
最終的にはプログラムを集め、ユーザー達に蜂起しようとしていた。
「プログラムこそすべてだ。君たちはユーザーなど頼りにしなくてもよい。私の一部となり、ともに完成しよう」

チェスが得意らしく、フリンとも対戦経験があるようだ。
というか、もとはただのチェスゲームだったらしい。(博士の証言から)
冒頭では64めいたポリゴン顔だったが、終盤では写真を横に引き延ばしたようなカエル顔を晒してくれる。
さらに最後の最後で、人間が王座に座っているような状態を晒し、機能を停止する。

執筆: あくと
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