ロボ・メカ・AI図鑑 ドンモ 忍者ブログ
サブカルに登場するロボット・メカ・AIについての情報を共有しちゃおーというブログ
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登場作品:モジャ公(漫画/アニメ)

遠い星から家出をしてきた宇宙人のモジャラと、同じく家出をしてきたロボットのドンモにつられ、主人公空夫が宇宙へ行く話。
内容はなかなかの黒さ。
しかしキャラクターがコミカルなのと、絵がシリアスでは無いので結構とっつきやすいのではないだろうか。

-モジャ公「コミック版」のドンモ-
テストの点が悪かった空夫を、母親が叱っているところに登場。
カタカナと漢字を織り交ぜた喋り方をする。
ロボットだが計算が苦手。
しかもすぐ騙される。詐欺だらけの星、コスカラ星ではお金を全額巻上げられていた。
飯を普通に食うが電池式らしい。
わりと自己中心的な考え方をする奴で、仲間の生き死ににはそれほど興味が無いようだ。
例として、仲間が狼人間に襲われているのに、ロボットは食われないからと落ち着き払っていたり(自分が食われると分かったとたん暴れだした)、宇宙船の飲料水が無くなった時、「ロボットはいいだろうけどおれはどうなるんだよ」の問いに対して「ソンナコト知ッタコトカ!」と答えていた。
結構冷たい奴である。
しかし、決闘を申し込まれた空夫に(一度逃げたが)加勢するなど、優しい所もある。

ドンモは最初はわりと普通のキャラクター。
性格がちょっと悪くて、でもプライドは持っていて、モジャ公とよく喧嘩をする。
危険地帯の星に入るか否かとなったときは
「モシモダレカガコワイカラヤメヨウトイウナラ…… ヤメテモイイゾ オレハ平気ダケド」

筆者:ホでヴ


しかしそんなドンモも、5話「恐竜の星」で見納めである。
ドンモの本領発揮は6話「アステロイド・ラリー」からだ。
機械仕掛けの恐竜に食べられたドンモはそのショックで電子頭脳がイカれてしまう。
つまりキ●ガイになっちゃるのである。
●チガイになったドンモは目がちぐはぐになり鼻水をよくたらしている。
人の頭と頭を掴んでぶつけ、「オモチローイ ギハハハ」と笑ったり、物凄く嬉しそうに「ほてる代ヲフミタオシテニゲルナンテナイショニシテオコウヨナー」と叫んだり、鼻水垂らしながらムヒラムヒラと笑ったり。
頭のイカれた彼は正直楽しそう。
しかし、電子頭脳が壊れて困る事ばかりではない。
なんとドンモは頭を打つと一時的に悪知恵の天才になれるようになったのだ!
そのおかげで打破したピンチは数知れず。
しかし頭を打ちすぎると本当に壊れてめちゃめちゃなことをし始めるので注意が必要だ。
頭脳の調子が良くなる時にはたいてい「ドンモー」と叫ぶ。

人魂を見て「オバケ」と叫んで逃げたり
持ち主のいない星を、モジャ公がぼくらの星にしようと言った時、ピョンピョンはねながら「キャー ステキ 決ーメタ決メタ」とはしゃいでいたり
満ち足りた顔で鼻水をたらしながら「人助ケハイイ気持チデアリマス」と言ったり
空夫の家でご飯をご馳走になる時、ご飯粒を顔いっぱいにつけながら「ゼイタクナオ味」と言って嬉しそうにしていたり…
イカれているし性格もなかなか悪いが、表情、感情がとても豊かな愛らしいロボットである。

筆者:ホでヴ
 

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