ロボ・メカ・AI図鑑 Marvin(マーヴィン) 忍者ブログ
サブカルに登場するロボット・メカ・AIについての情報を共有しちゃおーというブログ
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登場作品:銀河ヒッチハイクガイド(映画/ドラマ/小説/ラジオ) 

シリウス・サイバネティクス社によって作られたGPP(Genuine People Personalities)機能搭載ロボット。

GPPと言うのは人間そっくりの人格のこと。

惑星規模の頭脳を持ち、人間より5万倍も知能が高いが、この厄介なGPP機能のおかげで極度の鬱病でいつも気が滅入っている。(あA1)


宇宙船、<黄金の心>号の乗組員。いつもすみの方に物憂げに座っている。

左半身のダイオードの調子が悪いらしく、交換してくれと言っても誰も聞いてくれないので最後まで痛む。


マーヴィンは、この世の何もかもが大嫌いで、無意味だと思っている。

ありとあらゆる有機生物を馬鹿にしているので物語に出てくる殆どの人物が彼のことを鬱陶しがっている。

だが銀河ヒッチハイクガイドシリーズを読んだ事のある殆どの人はマーヴィンに惚れている。はず。


彼は外見が可愛いのはもちろんのこと、強い。

マーヴィンはただのロボット(サイバネティクス社に言わせるとロボットは"いっしょにいて楽しいプラスティックの友達")でなんの武器も搭載されていない。彼が持っているのは桁外れの頭脳とGPPからなる重度の鬱病だけ。

でもそれで戦車や殺人ロボットなんかを負かしたりしたら惚れるじゃないか。しかもたった1体で。(詳しくは小説で)

とにかく彼の頭脳とそのいっそ気持ちがいい程の鬱病は度々主人公達を危機から救うはめになる。

まあそんな大役も惑星規模の頭脳を持つ彼にしてみたらやりがいの無い満足のいかない仕事の1つだけど。

こうして彼は一生をくだらない人間たちの実につまらない雑用(落ちている紙を拾う、等)に費やすのだった。

マーヴィン見てるとロボットに無いものは運だけかなとか思ったり。


映画版のよちよち歩きも、ドラマ版のかっこいい機械声も、小説版の活躍っぷりも、全部良い。どのマーヴィンもいい。(ラジオ版の日本語訳誰かしてくれないかしら)

ってゆうかそんな突っ込んだ話しなくてもじゅーぶん可愛い。
彼の魅力はもっと単純なところにあるはず。

ただ単に電子ふてくされ機であるってだけでも可愛い。

そうだ映画のマーヴィンは猫背だぞ。ロボの猫背ってよくないですか?(あA1)

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