ロボ・メカ・AI図鑑 ジョー・パイ巡査 忍者ブログ
サブカルに登場するロボット・メカ・AIについての情報を共有しちゃおーというブログ
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出典: トップ10(コミック、邦訳は下巻から登場)

ヒーローだけが住む街ネオポリスの、第10分署(通称トップ10)に所属する刑事。
ブリーフィングルームの天井にとどきそうなほど背が高く、どこかおもちゃめいた外観をしている。
殉職したサン・リー巡査の代わりに、第9分署のチューリング・ビルから配属されてきた。
チューリング・ビルは絵としての描写はないが、犬のケムロ本部長いわく、先進的で、電子制御されている世界の街らしい。

前任者のリー巡査が親しまれていただけにやっかまれるが、その仕事ぶりと誠実さで、トップ10内で次第に仲間として認められていく。(あくと)

常に無表情で感情が読みにくい。
ゆえに誤解を招きがちだが、時にそれが利点になるときもある。
腕に録音装置を内臓しており、他のロボットに違法行為をもちかけられた際に記録している。

柔軟で頭の回転がはやく、そのうえ気が利く。
ロボットのくせにウイットに富む冗談が好きだが、口調のせいか人柄のせいか、あまり笑ってもらえない。(本人はそれでも全然かまわないようだ。)
イルマ・ウォーナウ巡査(相棒)が夫と××しているところを娘たちに気づかれてしまいそうになったとき、
「イルマ、我々は毎朝、ポリス・エクササイズを義務づけられてはいるがね、やりすぎはよくないよ。子供達のために努力する気持ちは分かるけど、ほどほどにしないと」
「疑うのは自由だけど、私の論理回路は、作り話が大の苦手でね(もちろん嘘)」
などと言って、助ける機転をもちあわせている。
浮浪者の機械たち(彼にいわせれば金属系アメリカ人、もしくはポスト有機体)に絡まれれば軽くいなし、
同僚に下ネタでからかわれたときも上手に切り返す。ジョー、一本。

頭の中にネオポリスのあらゆる情報が入力されており、いつでも引き出して使うことができる。
また、人間の思考や感情を熟知しており、交渉術に長ける。
防空壕に立てこもる幼児強姦魔とインターフォンで交渉した際、思考誘導とも呼べる誘導尋問をおこない、自殺に追い込む。その際の仕事ぶりを、本人は「まだまだ交渉力が足りません」と自嘲している。交渉中、玄関前で正座してる絵がかわいいです。
ある現場では、いちはやく窓の中から現場をうかがう遺族を発見、遺体運搬車を手配したりと、たいそう心配りのできる面ももつ。

一方で繊細な心も持ち合わせており、
リー巡査の葬儀の際、列席できずに外で待っていた。
いわく、「列席しても、見せかけの感情と思われるのが怖かったのです。浅はかでした」
泣きくれるイルマ巡査を慰める。無骨な見た目に反して、すごくいいやつ。


相棒のイルマ巡査の子供たちに「芸を見せて」とせがまれるので、なにかと用意している。
頭を外して小脇にかかえながら動いてみせたり、くしゃみでテレビのチャンネルを変えてみせたりできるようだ。(前任のリー巡査は逆立ちしてリンゴを食べる芸を持っていた。)

こうやってちょっと書いてるだけでも、ものすごくできる子ですが、
本人いわく、「人生の意味は聞かないでください。爆発してしまいますから」 お茶目である。(あくと)
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